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2005年 01月 31日

日本のジュエリー100年 私たちの装身具:1850-1950



期間: 2005/02/05~2005/04/10

東京都庭園美術館では、これまでヨーロッパを中心とした歴史的ジュエリーの展覧会を行ってきましたが、本展は幕末から昭和前期までの日本人が身に着けた洋装と和装の装身具を紹介します。

太平洋戦争期に奢侈品禁止令(昭和15年発令)や宝石・貴金属の供出などがあったため、装身具産業は壊滅的な打撃を被り、ほとんどのジュエリーは失われました。そのため今日のわれわれは戦前期のジュエリーをほとんど知りません。しかしあらためて調べてみると、ジュエリーが限られた層ばかりでなく、多くの人々が関心を持っていたこと、そしてジュエリーの表現も驚くほど豊かなものであったことが分かってきました。

幕末にもたらされた西洋式のジュエリーは、明治から大正、昭和と着実に人々に浸透しました。技術やデザインを欧米から学び、アール・ヌーヴォーやベル・エポック、アール・デコなどそれぞれの時代の最新流行をいち早く採り入れられました。そこに日本ならではの繊細さや独特の美意識が結びつけられ、ひとつの個性的なスタイルを作り上げました。
欧米のスタイルだけでなく、帯留など日本独特の装身具も同じ時期に発達しました。特に刀装金具の高度な技術は装身具にも応用され、明治には輸出産業として期待されました。この技術で作られた帯留から懐中時計まで様々な装身具は。昭和の戦前期に至るまで長く人々に親しまれました。

本展では、魅力的な和洋の装身具約300点、初公開を数多く含む装身具図案帳ほか資料約30件、そして装身具を描いた絵画約10点を展示し、近代化をとげる日本の百年間と対比させながら、黎明期にあったジュエリー産業の歩みと装身具デザインの変遷、そして、コンテンポラリー・ジュエリーの黎明までを見ていきます。また東京藝術大学教授でジュエリー作家の飯野市郎氏により、この展覧会のために日本の伝統技法を使った作品を制作していただき、作品とともにその制作過程を収録したビデオを上映します。
 彼は、対象物を介して光の形態そのものの探索を始めます。「光」への探求は、「白い光」と「黒い光」へと昇華していきます。白い光は感覚であり、オブジェを照らし感性や感情を喚起させる。黒い光は、内なる光であり経験や知識などを通して想像やクリエーションを触発することになります。その表現方法として印画紙の上に印画するだけでなく、ガラスや石灰岩やアルミや布の上に印画することにより、「時間と光の交錯、光の痕跡」を捉えること、すなわち物質を通して光の記憶を探る試みが繰り返されます。「トルソー」のシリーズの作品は、私たちに、生きている人間以上の生やエロスを感じさせ、花の写真では、葉脈の一本一本をも大切にし、モノをいとおしむ緊張感を伝えてくれます。そこでは「視線の浮遊」、すなわち時間と光の継続性を表現することに挑み、光によって「存在するものの意味」を、私たちに問いかけているのです。

1951年、京都に生まれる。1977年にアルルの国際写真フェスティヴァルにおいて、「窓」のシリーズで大賞を獲得して以来、フランス写真批評家賞、日本写真協会新人賞、第10回木村伊兵衛賞、第1回東川町国際写真フェスティバル東川賞、またニエプス賞、パリ市芸術大賞を受賞、フランス政府からシュヴァリエ文化功労賞を受章、フランス文化庁主催「光とモニュメント賞」審査員を務めるなどヨーロッパで最も注目されるアーティストです。

URL: http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/jewellery/index.html


会場: 東京都庭園美術館
入場料: 一般1200(960)円、大学生[専修・各種学校を含む]960(760)円、小・中・高校生および65歳以上600(480)円
      *( )内は20名以上の団体料金。
時間: 10:00~18:00
休館日: 毎月第2・第4水曜日(祝祭日の場合は開館・翌日休館)
住所: 〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9
TEL/FAX: 03-3443-0201 / 03-3443-3228
URL: http://www.teien-art-museum.ne.jp
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by koso2.0 | 2005-01-31 16:07 | 東京都庭園美術館


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