カテゴリ:TARO NASU GALLERY( 9 )


2005年 11月 27日

佐藤 勲



期間: 2005/11/29~2005/12/24

<画面は、絵画をめぐる冒険のための迷路である>

20世紀美術における最大の「発見」ともいわれる抽象絵画。佐藤勲の仕事は、抽象絵画に対する21世紀的再解釈である。ミニマリスムとオプティカル・アート、そして日本美術の根底に常に存在してきた絵画と工芸の親近性。これらの三つの要素の交差点が、彼の作品の豊かな土壌である。

画面全体を均質に覆うグリッドの反復。常に三色に限定されている色彩は、人間工学に基づいた精密な計算によって画面に塗布されていく。地と図の関係、あるいは平面における三次元空間の仮想とは何か、といった古典的かつ本質的な問いかけや、絵画と空間をめぐる疑問が、まばゆいばかりに輝く幾何学的な造形のなかに封じ込められている。それを、「『絵画』という特権的な平面に対する批判なのでは、とうがってみることはできる」(林卓行 BT美術手帖1998年4月号 186頁)だろうし、身体感覚そのものに訴えかける恍惚への誘惑と捉えることもまた可能なのだ。 今回の新作ではネオン管を用いた新たな試みを発表するという佐藤。絵画におけるすべての色彩は光を表現するために存在するという印象派の「教義」もまた、佐藤によって21世紀的最解釈の対象となっていくのかもしれない。色彩という光を体感する、クールで熱い佐藤勲の世界の扉が今、満を持して開かれる。


会場: TARO NASU GALLERY
入場料: 無料
時間: 11:00~19:00
休館日: 毎週日・月曜日・祝日
住所: 〒106-0032 東京都港区六本木6-8-14 2F
TEL/FAX: 03-5411-7510 / 03-5411-2502
Email: info@taronasugallery.com
URL: http://www.taronasugallery.com/
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by koso2.0 | 2005-11-27 02:22 | TARO NASU GALLERY
2005年 09月 12日

長谷川 純 Jun HASEGAWA



期間: 2005/09/16~2005/10/15

<不機嫌な女神たち>

9月のTARO NASU GALLERYは長谷川純の新作ペインティングを御紹介します。

「長谷川純は、ポップアートをフォーマリスティックに解釈し、明瞭な輪郭線と明快な色彩を特徴とする作品を発表してきた。….(中略)….その表層的な印象とは裏腹に、時の風化を超えた始源の絵画と同様、生の証として現代人の複雑な感情を内包させることで、長谷川は絵画の可能性と強度を執拗に追求しつづけている。」(text:堀元彰 「VOCA展2004 現代美術の展望?新しい平面の作家たち」図録所収 pp.78-79)

デビュー以来、一貫して人物像にこだわりつづけてきた長谷川純。モチーフに選ばれるのは、映画やファッション雑誌、広告イメージなどから引用された人物、とりわけ女性像である。長谷川の描く女達は、都市のグラマラスなライフスタイルとその背後に潜む孤独と渇望、その両方を象徴する記号として、時には伏し目がちの横顔を、また時には射ぬくような眼差しを、見るものに問いかけてきた。

「最近は樹を描いているときが楽しい。癒される気がして。」そう長谷川は語る。近作では画面のなかで樹木や岩などのモチーフが重要な意味をもつようになってきたという。長谷川の描く不機嫌な女神達は、都市を浮遊することに倦み疲れ、未知なる森の中へと誘い込まれていくのだろうか。

今回は、人物から風景へという主題の転換を予感させる長谷川純の新作を展示いたします。


会場: TARO NASU GALLERY
入場料: 無料
時間: 11:00~19:00
休館日: 毎週日・月曜日・祝日
住所: 〒106-0032 東京都港区六本木6-8-14 2F
TEL/FAX: 03-5411-7510 / 03-5411-2502
Email: info@taronasugallery.com
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by koso2.0 | 2005-09-12 21:49 | TARO NASU GALLERY
2005年 07月 19日

田口和奈展

期間: 2005/07/23~2005/08/27


会場: TARO NASU GALLERY
入場料: 無料
時間: 11:00~19:00
休館日: 毎週日・月曜日・祝日
住所: 〒106-0032 東京都港区六本木6-8-14 2F
TEL/FAX: 03-5411-7510 / 03-5411-2502
Email: info@taronasugallery.com
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by koso2.0 | 2005-07-19 00:29 | TARO NASU GALLERY
2005年 06月 22日

春木麻衣子展

期間: 2005/06/24~2005/07/16


会場: TARO NASU GALLERY
入場料: 無料
時間: 11:00~19:00
休館日: 毎週日・月曜日・祝日
住所: 〒106-0032 東京都港区六本木6-8-14 2F
TEL/FAX: 03-5411-7510 / 03-5411-2502
Email: info@taronasugallery.com
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by koso2.0 | 2005-06-22 01:51 | TARO NASU GALLERY
2005年 05月 03日

宮本 隆司「Palast パラスト」芸術選奨文部科学大臣賞受賞記念



期間: 2005/05/07~2005/06/04

<歴史と未来が交錯する、廃虚という名の美しい混沌>

5月のTARO NASU GALLERYは宮本隆司の新作写真を御紹介します。

「都市・近代化・廃虚」をキーワードに制作し続けている宮本隆司。

彼が今回挑んだのは、旧東独の軍部によって建造された共和国宮殿、通称「ガラスの宮殿」です。国会議事堂としての機能を有しながら劇場等の娯楽施設をも併設したこの建物はかつて、共産主義世界の住人にとって一度は訪れてみたい憧れの場所でした。

ベルリンの壁消滅から約15年。共和国宮殿は取り壊され、現在その同じ場所に、かつて封建社会の象徴として爆破された18世紀の王宮(フリードリッヒ2世によって建造)が再建されようとしています。

芸術選奨文部科学大臣賞受賞後、はじめての個展となる今回は、共和国宮殿解体現場をうつした新作カラー写真を展示します。宮本隆司がみつめたベルリンの過去と未来をぜひ御覧下さい。


会場: TARO NASU GALLERY
入場料: 無料
時間: 11:00~19:00
休館日: 毎週日・月曜日・祝日
住所: 〒106-0032 東京都港区六本木6-8-14 2F
TEL/FAX: 03-5411-7510 / 03-5411-2502
Email: info@taronasugallery.com
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by koso2.0 | 2005-05-03 11:51 | TARO NASU GALLERY
2005年 03月 21日

西原功織



期間: 2005/03/22~2005/04/16

<キャンバスからたちのぼる幸福な日常>

3月のTARO NASU GALLERYは新人ぺインター、西原功織の作品を御紹介します。

「子供の頃、授業のあとの黒板を消すのが好きだった。いつも黒板消しが作るチョークのうねりにうっとりしていた。」

家の窓から見た風景、玄関の前の敷石、侍の肖像写真。西原は日常生活のなかでふと気になったイメージをモチーフとしてくり返し描きます。

どんな絵を見る時も、絵筆のタッチに目がいってしまうと笑う西原ですが、彼の作品からは絵筆を塗り重ねていくことそのものに対するシンプルな情熱と喜びが伝わってきます。

見るものに絵具という素材の可能性がいまだ無限に残されていることを気づかせてくれる、そして色のハーモニーを堪能する喜びを実感させてくれる、それが西原の作品の魅力です。

描くという行為の本質を、淡々とマイペースに、そして真摯に追求する若い作家、西原功織のデビューを御覧下さい。

TARO NASU GALLERYでの初めての個展となる今回は、新作ペインティングにドローイングを加え、展示します。


会場: TARO NASU GALLERY
入場料: 無料
時間: 11:00~19:00
休館日: 毎週日・月曜日・祝日
住所: 〒106-0032 東京都港区六本木6-8-14 2F
TEL/FAX: 03-5411-7510 / 03-5411-2502
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by koso2.0 | 2005-03-21 22:02 | TARO NASU GALLERY
2005年 02月 20日

大竹竜太



期間: 2005/02/26~2005/03/19

2月のTARO NASU GALLERYでは新しい作家を御紹介いたします。

大竹竜太は28歳。京都在住のペインターです。「コンピューターゲームの進化とともに成長してきた」という彼の風景画には、城壁やダム、ロボットといったモチーフがたびたび登場します。

「あえて言うならひとつの世界観のようなものを描くことに興味があるけれど、なにか特定の物語を想定しているわけではない」と作家本人はコメントしますが、不思議な既視感をたたえたその風景は、見るものの心にひそやかに訴えかけてきます。記憶の底で眠る自分だけの秘密の物語を思い出させる力こそは、彼の作品の大きな魅力の一つといえるでしょう。
絵を見ながら、いつのまにか城壁を見上げ、城のなかに入り込み、ダムを見下ろして、山の頂上へと向かう、そんな空想の自由な旅のなかで、日常生活とは異なるもう一つのリアリティの蠢動を体感することができます。

風景画の醍醐味ともいえるダイナミズムと若い感性がもつ繊細さとを併せもった大竹竜太の作品。どこかクセのある複雑な表情で見るものを魅了する新作をぜひ御覧下さい。

TARO NASU GALLERYでの初めての個展となる今回は、新作ペインティングにドローイングを加え、展示します。


会場: TARO NASU GALLERY
入場料: 無料
時間: 11:00~19:00
休館日: 毎週日・月曜日・祝日
住所: 〒106-0032 東京都港区六本木6-8-14 2F
TEL/FAX: 03-5411-7510 / 03-5411-2502
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by koso2.0 | 2005-02-20 14:27 | TARO NASU GALLERY
2005年 02月 09日

安田千絵



期間: 2005/01/22~2005/02/19

その時々の心のおもむくまま、自由にカメラを向けてきた安田千絵の作品は、しばしば、「はかなさ/濃密さ」、「夢/生々しさ」、「一瞬/永遠」といった一見、相反するキーワードによって語られてきました。

水族館、植物園、時代を経た屏風絵といったモチーフは、安田の眼を通して時間や空気と複雑にからみあいながら、見るものの眼前に無造作に投げ出されます。

幼児が初めて世界を見つめたときの無垢な眼差しをほうふつとさせる混沌は、官能的ともいえる無秩序の中であくまでも静謐にそして激しく迫ってくるのです。夢の残像がしばしば現実よりも生々しいように。

TARO NASU GALLERYでの三年ぶり、三回目の個展となる今回はカラー20点とモノクロ12点


会場: TARO NASU GALLERY
入場料: 無料
時間: 11:00~19:00
休館日: 毎週日・月曜日・祝日
住所: 〒106-0032 東京都港区六本木6-8-14 2F
TEL/FAX: 03-5411-7510 / 03-5411-2502
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by koso2.0 | 2005-02-09 01:50 | TARO NASU GALLERY
2005年 02月 09日

TARO NASU GALLERY

入場料: 無料
時間: 11:00~19:00
休館日: 毎週日・月曜日・祝日
住所: 〒106-0032 東京都港区六本木6-8-14 2F
TEL/FAX: 03-5411-7510 / 03-5411-2502
Email: info@taronasugallery.com
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by koso2.0 | 2005-02-09 01:50 | TARO NASU GALLERY