Exhibition Alert
2005-12-11T21:51:00+09:00
koso2.0
ギャラリー・美術館情報の更新。主に現代アートで個人的に興味があるものを選んでいます。
Excite Blog
End in Next 2 Weeks (12/12-12/25)
http://koso.exblog.jp/3892686/
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2005-12-11T21:50:13+09:00
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End in This Week
2005/12/12 WWF CHARITY BAZAAR @ MUSEE F
2005/12/14 笹井祐子 展 @ ギャラリー21+葉
2005/12/17 丸山直文「朝と夜の間」 @ SHUGOARTS
2005/12/17 フィリップ・ぺロ展 Philippe Perrot @ 小山登美夫ギャラリー
2005/12/17 原陽子 新作銅版画展 @ シロタ画廊
2005/12/17 「世界」2005 吉田哲/テキスト @ 藍画廊
2005/12/17 豊田紀雄展 -風の匂ひ- @ ギャラリー舫
2005/12/17 ジブン、nani言っ展 @ アートスペース羅針盤
2005/12/17 松永かの 展 @ ガレリア・グラフィカ bis
2005/12/17 弘田一成展 @ ギャラリイK
2005/12/17 木村 順也 展 @ GALLERY b.TOKYO
2005/12/17 二人展 秋葉 剛・原田俊介 @ GALERIE SOL
2005/12/17 梶本 力 展 @ Space Kobo&Tomo
2005/12/17 梶本 力 展 @ 巷房
2005/12/17 梶本 力 展 @ 巷房 階段下
2005/12/17 李枝珉 JIMIN LEE @ シロタ画廊
2005/12/17 山崎怜太展 平面 @ ギャラリー山口
2005/12/18 ドイツ写真の現在 ―― かわりゆく「現実」と向かいあうために @ 東京国立近代美術館
2005/12/18 アウグスト・ザンダー展 @ 東京国立近代美術館
2005/12/18 横須賀功光の写真魔術「光と鬼」 @ 東京都写真美術館
2005/12/18 中村宇之個展 Enjoy Work @ gallery J2
2005/12/18 水口 真美 展 @ Oギャラリー
2005/12/18 岩佐 徹 展 @ Oギャラリー
2005/12/18 Amoa + 西田幸司 + 星野正樹 + 佐野勝彦「Amoa with piece*3」 @ ギャラリーエス
2005/12/18 妹尾 めぐみ展 @ T-BOX
2005/12/22 280人のクリエイターによるオリジナルエコバッグ展「ECO BAGS SAVE THE EARTH」 @ クリエイションギャラリーG8
2005/12/22 280人のクリエイターによるオリジナルエコバッグ展「ECO BAGS SAVE THE EARTH」 @ ガーディアン・ガーデン
2005/12/22 前田朋子作品展 「マインド・ボディー」 @ ツァイトフォトサロン
2005/12/22 アニッシュ・カプーア「JAPANESE MIRRORS」 @ SCAI THE BATHHOUSE
2005/12/22 五十嵐威暢展 @ ギャラリーなつか
2005/12/24 Gerhard Richter "New Works" @ ワコウ・ワークス・オブ・アート
2005/12/24 佐藤 勲 @ TARO NASU GALLERY
2005/12/24 ANNETTE MESSAGER @ ギャラリー小柳
2005/12/24 ジャン=シャルル・ブレ新作展 "EMPTY WORDS" @ ケンジタキギャラリー
2005/12/24 野村和弘「ライオン」 @ タグチファインアート
2005/12/24 坂 茂 展 -災害支援と学生参加の建築- @ MDS|G(三宅一生デザイン文化財団)
2005/12/24 真島 明子 展 @ ギャルリー東京ユマニテ
2005/12/24 MESSAGE 2005 @ コバヤシ画廊企画室
2005/12/24 Soo Hyang 展 @ Gallery unseal
2005/12/24 αM Project 2005 / Vol.6 出月 秀明 展「アランの毛糸帽子会議」 @ アスク・アートスペース キムラ
2005/12/24 安井寿磨子展 @ ギャルリー東京ユマニテ
2005/12/24 大山 美信 展 @ かねこ・あーとギャラリー
2005/12/24 渡辺達正 展 @ ギャラリー椿
2005/12/24 綿引明浩 ピッコロ展 @ ギャラリー椿GT2
2005/12/24 和田政幸 展 @ ギャラリー現
2005/12/24 黒川 弘毅展 @ なびす画廊
2005/12/24 北川 聡 展 @ ギャラリー21+葉
2005/12/25 シュテファン・バルケンホール|木の彫刻とレリーフ @ 東京オペラシティーアートギャラリー
2005/12/25 「アート&テクノロジーの過去と未来」展 @ NTTインターコミュニケーション・センター
2005/12/25 青山 裕企『空跳博』 @ PUNCTUM Photo+Graphix Tokyo
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Start in This Week (12/12-12/18)
http://koso.exblog.jp/3892627/
2005-12-11T21:41:28+09:00
2005-12-11T21:41:29+09:00
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Start in This Week
2005/12/12 岩佐 徹 展 @ Oギャラリー
2005/12/12 MESSAGE 2005 @ コバヤシ画廊企画室
2005/12/12 αM Project 2005 / Vol.6 出月 秀明 展「アランの毛糸帽子会議」 @ アスク・アートスペース キムラ
2005/12/12 安井寿磨子展 @ ギャルリー東京ユマニテ
2005/12/12 ジブン、nani言っ展 @ アートスペース羅針盤
2005/12/12 大山 美信 展 @ かねこ・あーとギャラリー
2005/12/12 松永かの 展 @ ガレリア・グラフィカ bis
2005/12/12 渡辺達正 展 @ ギャラリー椿
2005/12/12 綿引明浩 ピッコロ展 @ ギャラリー椿GT2
2005/12/12 和田政幸 展 @ ギャラリー現
2005/12/12 黒川 弘毅展 @ なびす画廊
2005/12/12 弘田一成展 @ ギャラリイK
2005/12/12 木村 順也 展 @ GALLERY b.TOKYO
2005/12/12 二人展 秋葉 剛・原田俊介 @ GALERIE SOL
2005/12/12 梶本 力 展 @ Space Kobo&Tomo
2005/12/12 梶本 力 展 @ 巷房
2005/12/12 梶本 力 展 @ 巷房 階段下
2005/12/12 妹尾 めぐみ展 @ T-BOX
2005/12/12 李枝珉 JIMIN LEE @ シロタ画廊
2005/12/12 稲田美乃里展 平面 @ ギャラリー山口
2005/12/12 山崎怜太展 平面 @ ギャラリー山口
2005/12/12 登山 博文 展 @ Gallery 覚
2005/12/13 中村宇之個展 Enjoy Work @ gallery J2
2005/12/13 Soo Hyang 展 @ Gallery unseal
2005/12/13 Amoa + 西田幸司 + 星野正樹 + 佐野勝彦「Amoa with piece*3」 @ ギャラリーエス
2005/12/13 青山 裕企『空跳博』 @ PUNCTUM Photo+Graphix Tokyo
2005/12/15 北川 聡 展 @ ギャラリー21+葉
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登山 博文 展
http://koso.exblog.jp/3892598/
2005-12-11T21:36:39+09:00
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Gallery 覚
期間: 2005/12/12~2005/12/28
図像に対して意味を持たせない。また描くという行為に対しても内的な感情や意味合いを限りなく排除する為、クールで間接的なアプローチの仕方で絵画制作をしていた登山が、今展覧会の制作から思いっきりストレート、真正面、直接的、しかもこちらが赤面するぐらい全身でぶつかっている感のあるアナログなアプローチで仕事をしていました。
直接的ではあるが、内的感情や意味合いの排除は徹底されている。職人技のように積み重ねていく仕事ではなく、一瞬で決まってしまう仕事。その一瞬の為にかける描かないけれど描いている時間。あらかじめ大まかでも着地点を決めて描けば、また着地点が見えなくとも手を動かしていれば自分への安心にもなるであろうが、そこを見事に律する強さが登山博文の作品の潔い美しさとして表れる。
発表は少ない。デビューも現代の東京を拠点にしている作家に比べれば遅いほうだといえるでしょう。自らの作品の完成度に対する眼差しが常人のそれより遠く厳しいところにあるのと、顕示する欲望の薄さ故、そのような結果になっているのだと思います。
マッドサイエンティスト的に(笑)自らの欲する絵画を深く追求し、悠久の時間を許された仙人みたく悠々淡々と取り組んでいる。印象としては探求者。真摯。クール。そんなイメージの登山でしたが、本展での登山を見た方は違うイメージを持たれることでしょう。例えて云うなら。40を手前にした分別のある筈のいい大人が、あろうことかそのあまりの無垢で情熱的な絵画バカっぷりを晒してしまっている。若しくはファンキーでありファンシーだ。とか(笑)
そんな一直線なアプローチの本展を、登山博文という作家を見知った同じく絵を描く同業者たちが見たら・・・。恥じらいなどというものをすっかりどこかに置いてきてしまった彼等のそのスレきった頬さえも、見てはいけないものを見てしまった恥ずかしさに、ポッと赤く染めてしまいかねない、そんな地雷を埋め込んだような大変刺激的でチャーミングな仕事をしています。
今回の登山博文の展覧会は愛すべき絵画馬鹿野郎サマ爆発です。
URL: http://www6.ocn.ne.jp/~g.kaku/toyama.html
会場: Gallery 覚
入場料: 無料
時間: 12:00~19:30
(~15:30 on last day)
休館日: 毎週日曜日・祝日
住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-17 中川ビル3F
TEL/FAX: 03-5524-5222
Email: g.kaku@alto.ocn.ne.jp
URL: http://www6.ocn.ne.jp/~g.kaku/]]>
青山 裕企『空跳博』
http://koso.exblog.jp/3892592/
2005-12-11T21:35:33+09:00
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PUNCTUM
期間: 2005/12/13~2005/12/25
青山は「自分探し」の旅の途中に突然カメラマンになることを決意しました。
写真を撮り始めて、ポートレートを撮影していく中で、ある時青山は、被写体とのコミュニケーションを深めるために自分自身がジャンプをしてシャッターを切りました。思いのほか相手の反応が良く、かつ青山自身も宙に浮かぶことで視点の自由を得、探していた「写真」を見つけることができました。
その後青山は被写体となるモデルにジャンプしてもらいそれを撮影し始めました。自らジャンプして撮影したときに感じた「視点の自由」が、モデルにジャンプしてもらうことでモデル達に「心の自由」やある種の「解放感」を与えるのではないかと考えたからです。以降継続的に「人を跳ばせる写真=空跳(そらとび)写真」を撮り続けて現在に至ります。
本格的な初個展となる本展は、これまでの「空跳写真」の成果を発表するものであり、今後もこのシリーズを続けていくという宣言でもあります。
URL: http://www.punctum.jp/aoyamayuki.html
会場: PUNCTUM Photo+Graphix Tokyo
入場料: 無料
時間: 11:00~19:00
(~17:00 on last day)
休館日: 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合開廊、翌火曜日休廊、会期中の祝日は開廊)
住所: 〒104-0031 東京都中央区京橋1-6-6 ハラダビル2F
TEL/FAX: 03-5250-5001 / 03-5250-5018
Email: punc@punctum.jp
URL: http://www.punctum.jp/]]>
山崎怜太展 平面
http://koso.exblog.jp/3892587/
2005-12-11T21:34:49+09:00
2005-12-11T21:34:49+09:00
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koso2.0
ギャラリー山口
会場: ギャラリー山口
入場料: 無料
時間: 11:00~19:00
(~17:00 on every Saturday)
休館日: 毎週日曜日
住所: 〒104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F・B1F
TEL/FAX: 03-3564-6167
Email: g-yama@jade.dti.ne.jp
URL: http://gaden.jp/yamaguchi.html]]>
稲田美乃里展 平面
http://koso.exblog.jp/3892584/
2005-12-11T21:34:16+09:00
2005-12-11T21:34:16+09:00
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koso2.0
ギャラリー山口
会場: ギャラリー山口
入場料: 無料
時間: 11:00~19:00
(~17:00 on every Saturday)
休館日: 毎週日曜日
住所: 〒104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F・B1F
TEL/FAX: 03-3564-6167
Email: g-yama@jade.dti.ne.jp
URL: http://gaden.jp/yamaguchi.html]]>
李枝珉 JIMIN LEE
http://koso.exblog.jp/3892578/
2005-12-11T21:33:36+09:00
2005-12-11T21:33:36+09:00
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シロタ画廊
期間: 2005/12/12~2005/12/17
個展に寄せて
Jimin Leeの作品への接近は、顕になってくるものをどう受け止めるかということである。
初期のころからそうした兆しはあったが、とくにバスタブ(1995)以降の作品は、一見何の変哲もないごく日常のありふれた身辺器物そのものが描かれるようになった。在るものと有るべきもののためにフォトエッチングを中心としたさまざまな技法が施されるが、結果、誰もが感得できるある気配が色濃く潜むことになる。
隠喩である、と彼女は語る。私たちは潜んでいたある気配に導かれて、顕になってくる人の生-私たちとJimin Leeの-を受け止めることになる。
彼女はソウル大学を修了後、日本政府給付留学生として東京藝術大学版画研究室で学んだが、さらにサンフランシスコ・アート・インスティチュートで研鑚した。現在は同地に居住してカリフォルニア大学のプリントメディアクラスの主任助教授を務めている。
わが国での初の個展に期待すること大である。
版画家・中林 忠良
URL: http://gaden.jp/shirota/2005/051212.html
会場: シロタ画廊
入場料: 無料
時間: 11:00~19:00
休館日: 毎週日曜日・祝日
住所: 〒104-0061 中央区銀座7-10-8 第五太陽ビル1F
TEL/FAX: 03-3572-7971
URL: http://gaden.jp/shirota.html]]>
妹尾 めぐみ展
http://koso.exblog.jp/3892571/
2005-12-11T21:32:47+09:00
2005-12-11T21:32:47+09:00
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koso2.0
T-BOX
期間:2005/12/12~2005/12/18
URL: http://www.tbox.co.jp/tbox/2005/051212.html
会場: T-BOX
入場料: 無料
時間: 12:00~20:00
(~15:00 on last day)
休館日:
住所: 〒104-0061東京都中央区銀座8-11-13 山田ビル3F
TEL/FAX: 03-3573-5200
Email: master@tbox.co.jp
URL: http://www.tbox.co.jp]]>
梶本 力 展
http://koso.exblog.jp/3892566/
2005-12-11T21:32:07+09:00
2005-12-11T21:32:08+09:00
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koso2.0
巷房 階段下
期間: 2005/12/12~2005/12/17
会場: 巷房 階段下
入場料: 無料
時間: 12:00~19:00
休館日: 毎週日曜日
住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビルBF1
TEL/FAX: 03-3567-8727
URL: http://www.spinn-aker.co.jp/kobo.htm]]>
梶本 力 展
http://koso.exblog.jp/3892559/
2005-12-11T21:31:30+09:00
2005-12-11T21:31:30+09:00
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koso2.0
巷房
期間: 2005/12/12~2005/12/17
会場: 巷房
入場料: 無料
時間: 12:00~19:00
休館日: 毎週日曜日
住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル3F
TEL/FAX: 03-3567-8727
URL: http://www.spinn-aker.co.jp/kobo.htm]]>
梶本 力 展
http://koso.exblog.jp/3892557/
2005-12-11T21:31:00+09:00
2005-12-11T21:31:00+09:00
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koso2.0
Space Kobo&Tomo
期間: 2005/12/12~2005/12/17
会場: Space Kobo&Tomo
入場料: 無料
時間: 12:00~19:00
(~17:00 on last day)
休館日: 毎週日曜日
住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビルB1F
TEL/FAX: 03-3567-8727
URL: http://www.spinn-aker.co.jp/kobo/t-guide.htm]]>
Amoa + 西田幸司 + 星野正樹 + 佐野勝彦「Amoa with piece*3」
http://koso.exblog.jp/3892553/
2005-12-11T21:30:16+09:00
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2005-12-11T21:30:16+09:00
koso2.0
ギャラリーエス
期間: 2005/12/13~2005/12/18
今展では、現在文化女子大学4年生の石井恵を中心にファッションショー、新デザイナー発掘をメインに活動中の若手ファッションクリエイター団体「Amoa」と、WEBを中心に活動するクリエイター、西田幸司(raku-gaki.com)、星野正樹(hybridworks.jp)、佐野勝彦(30k2.com)による「piece*3」の共同企画展「Amoa with piece*3」を開催いたします。
個々でも高いクオリティを誇るクリエイターだけに、見逃せないイベントとなるはずです!
Amoaとは、「個性のあるもの達の調和を意味し、常に新しい物のなかにほかとの調和を生ませる空間である」という意味をもっています。今回のpiece*3のコンセプトは、個(piece)がクロスして生み出す形や、互いが高め合う中で生まれた形を提案するところにあります。
ほかにないデザインを追求するクリエイターたちと、ファッションという分野で活躍するAmoaとのコラボレーション作品にどうぞご期待ください。
会場: ギャラリーエス
入場料: 無料
時間: 11:00~19:00
(~17:00 on last day)
休館日: 毎週月曜日
住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-46-13 ツインエスビル
TEL/FAX: 03-3407-1234 / 03-3400-0187
URL: http://galleryes.com/]]>
二人展 秋葉 剛・原田俊介
http://koso.exblog.jp/3892549/
2005-12-11T21:29:28+09:00
2005-12-11T21:29:28+09:00
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koso2.0
GALERIE SOL
期間: 2005/12/12~2005/12/17
<叙情的な記憶と叙事的な記憶>
私たちの行動や思考の根本にあるのは記憶ではないでしょうか。記憶には、長い間ずっと覚えているものもあれば、すぐに忘れてしまうものもあります。 その覚えている時間によって「感覚記憶」「短期記憶」「長期記憶」と分ける事ができます。 感覚記憶は、視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚などの感覚の体験の記憶ですぐに忘れてしまう記憶だといわれています。 短期記憶は昨日のことから数週間ぐらい前までの短期間の記憶で、強く印象に残ったものの一部が長期記憶として保存されます。 長期記憶は長く保存される記憶で、その内容によってと「手続的記憶」「宣言的記憶」に分かれ、手続的記憶が自転車の乗り方などの身についた記憶なのに対し、宣言的記憶は言葉で説明できる記憶です。 宣言的記憶はさらに、「意味記憶」と「エピソード(出来事)記憶」に分かれ、前者が感情や情緒を伴わない記憶なのに対し後者は情緒や感情を伴う記憶で、『思い出』と称されるものです。 私たちが作品を作る手がかりにする記憶は、条件反射的な身体記憶や暗記や知識などの意味記憶ではなく『思い出』と称されるエピソード記憶に限定されます。私たちは、エピソード記憶には2つの種類があると考えています。 1つは、体験したことをありのままに記憶している『叙事的記憶』と、体験した事をその時の感情と共に、あるいは感情のほうをより強く覚えている『叙情的記憶』の2種類です。 私は、叙情的な記憶を手がかりに描き、原田は叙事的な記憶をテーマに作品を作っています。
私の作品は記憶の物語の絵です。それは、ドラマチックな物語ではなく日常的な日記のような物語です。個人な記憶ではありますが、多くの人が同じ思いを感じた事があり共感できる記憶でもあると思います。 画面にリズム的に配置されたモチーフは記憶の断片です。ばらばらなパズルをひとつずつはめ込み、徐々にその全貌が見えてくるように、記憶のワンピースをモチーフの中から見つけ、そこから連鎖するように絵の全貌が見えた時に何か共感するものを感じてもらえると思います。 描かれた記憶は鮮明なものではありません。作家の村上春樹氏は、「文章という不完全な容器に盛ることができるのは、不完全な記憶や不完全な思い出しかない」と書いています。私が記憶の絵を描く時も同じで、鮮明でくっきりと思い出せる記憶は思い出と呼ぶにはまだ生々しすぎて描くことができません。記憶が薄らぎ不完全になりかけた時、一歩一歩たどるようにして記憶紡ぎ出し、そして描くことができます。そうして描くことができた絵は、記憶の物語そのものになります。
私が叙情的な記憶をテーマにしているのに対して、原田は感情をまじえないありのままの記憶「叙事的な記憶」をテーマにしています。人の記憶はあいまいなところがあり、スキーマと矛盾した記憶は書き換えられてしまったり美化されてしまったりします。原田の作品は、そういった間違った記憶を否定し、リアルで完全な記憶を求めたものです。記憶の現状維持。そのために選ばれた素材は古着です。古着にはそれを使った人の生活が染み込んでいます。ペンキ職人の作業着には塗料が染み込み、営業マンのワイシャツにはシミひとつありません。喫煙者の服にはヤニの臭いや色が残り、女性の服には香水の臭いが染み込んでいます。そういった着ていた人の生活の記憶が染み込んでいる服はリアルで嘘の無い記憶そのものです。琥珀に閉じ込められた蚊が、白亜紀に生きた恐竜のリアルな記憶」を現代まで完璧な状態で保存し続けているように、アクリルで固められた服は後世まで完全な状態でそれを着ていた人の嘘の無いリアルな記憶を保存し続ける事でしょう。
感覚的で叙情的な記憶と、一切の干渉を許さない叙事的な記録としての記録としての記憶。
不完全な記憶と完全な記憶
やわらかい記憶と固い記憶
湿った記憶と乾いた記憶
湿った感情をメロディーと呼び、乾いた感情をリズムと呼ぶ五木寛之氏の言葉を引用させてもらえば、それは、メロディーの記憶とリズムの記憶でもあります。
いろいろな言葉を使って、2つの記憶の扱い方を比較対比する事ができますが、共通しているのはどちらも事実な記憶だという事です。この展覧会で、多くの人の記憶をくすぐり、懐かしい思いを思い出す手伝いができればよいと考えています。
URL: http://www005.upp.so-net.ne.jp/SOL/EXHIBITION/2005/200512futari.htm
会場: GALERIE SOL
入場料: 無料
時間: 11:00~19:00
(~17:00 on last day)
休館日:
住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-10 第二蒲田ビルB1F
TEL/FAX: 03-5537-6960 / 03-5537-6988
Email: g-sol@cg7.so-net.ne.jp
URL: http://www005.upp.so-net.ne.jp/SOL/
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木村 順也 展
http://koso.exblog.jp/3892536/
2005-12-11T21:28:30+09:00
2005-12-11T21:28:30+09:00
2005-12-11T21:28:30+09:00
koso2.0
GALLERY b.TOKYO
期間: 2005/12/12~2005/12/17
URL: http://www.dragonz.com/gallery_b/exhibit2005c.html#kimura
会場: GALLERY b.TOKYO
入場料: 無料
時間: 11:00~19:00
(~21:00 on every Friday & ~17:00 on last day)
休館日: 毎週日曜日
住所: 〒104-0031 東京都中央区京橋3-5-4 吉井ビルB1F
TEL/FAX: 03-5524-1071
Email: gallery_b@dragonz.com
URL: http://www.dragonz.com/gallery_b/]]>
北川 聡 展
http://koso.exblog.jp/3892529/
2005-12-11T21:27:49+09:00
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koso2.0
ギャラリー21+葉
期間: 2005/12/15~2005/12/24
会場: ギャラリー21+葉
入場料: 無料
時間: 11:30~19:00
(~17:00 on last day)
休館日: 毎週日曜日
住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-2 西勢ビル2F
TEL/FAX: 03-3567-2816
Email: kuroda21@d4.dion.ne.jp
URL: http://www.gallery21yo.com/]]>
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